「2022年J1第18節 vs ガンバ大阪」コンサドーレを考える(選手採点)

ROOM3 コンサドーレ部屋

こんにちは!ワカビーです。

今日は、6月26日に開催された明治安田生命J1リーグ第18節

北海道コンサドーレ札幌対ガンバ大阪の試合レビューをしていきます。

リーグ前半戦を終えたタイミングで

今シーズンの前半戦を

「振り返り編」


「検証編」

それぞれまとめてあるので、こちらもぜひ読んでいただければと思います。

とにかく内容の悪い試合続きだったコンサドーレ。

今節は「赤黒フェスタ」と題し、無料招待客10,000人を含めた

21,599人の観客が駆け付けました。

停滞感や悪い雰囲気を打破するため

是が非でも勝利がほしいところでした。

スタメンはこちら。


負傷離脱していた守護神・菅野選手が戻ってきました。

また、ディフェンスラインも岡村選手が中央に入り

宮澤選手はリザーブとなりました。

また、ルーカス選手の負傷が発表されたため

3トップは興梠・青木・シャビエル。

右サイドに金子選手という布陣。

個人的にはかなり期待のもてるスタメンでした。

前半

試合開始からかなりボールを保持できていました。

チーム全体としてゴールへの意識が強かったように思えます。

ただ、相手のディフェンスも昌子選手を中心に粘り強かったですし

GK東口選手も見事なセーブでゴールを奪いきることができませんでした。


28分、ガンバの石毛選手が抜け出しキーパーと1対1の

ピンチを作られてしまいますが、菅野選手がビッグセーブ。

ゴールを許しません。

その後すぐには札幌のビッグチャンス。

荒野選手の素晴らしいスルーパスに青木選手が抜け出し

完全にキーパーと1対1に。

しかし、ここも東口選手に防がれてしまいます。

抜け出してからもかなり余裕があったように思えるので

せめて利き足の右足でシュートを打てる体制にしてほしかったです。

東口選手の寄せも早かったので、そう簡単にはいかないのかもしれませんが。

前半は0-0のスコアレスで折り返します。

後半

札幌は選手交代なしでした。

全体としてかなり調子がよさそうだったので、

早いうちに先制点を取りたかったところで

後半開始早々の6分。見事なゴールが生まれます。

駒井選手がドリブルでスルスルと持ち運ぶと金子選手へパス。

その金子選手がダイレクトでクロスを送り

駒井選手がヘディングで合わせてゴール!!

素晴らしいコースに決まりましたね。

ミシャチルドレンの彼が苦しいチームに勇気を与えるゴールでした。


その後、後半の20分あたりからあまり流れが良くなかったところで

28分に選手交代で中村桐耶選手と宮澤選手が入ります。

ボランチで途中投入された宮澤選手はかなり効いていました。

出足がよく、がむしゃらさがにじみ出ていました。

ここのところ精彩を欠く試合が多かったのですが

この試合ではフレッシュな状態で試合を落ち着かせる役割を全うしていましたね。

その後も攻防が続いていましたが、決定的なピンチは少なかったです。

42分に投入された西選手・中島選手も前線からかなり

効果的なプレスを仕掛けたことで、ガンバは攻撃の構築ができなくなっていました。

試合はこのまま終了。

1-0で札幌が勝利し、リーグ戦での連敗を3で止めました。

選手採点

GK 1 菅野 7.5(MOM)これぞ守護神。足元の技術も安定感があった。

DF 2 田中 6.5 ポジショニングを少し変えるなど、工夫が見られた。

DF 5 福森 5.5 クロスやサイドチェンジの精度が気になる。

DF 50 岡村 7.5 パトリックを完封。無失点の立役者となった。

MF 4 菅  6.0 派手さはなかったが、安定したパフォーマンスだった。

MF 9 金子 6.5 見事なアシスト。ドリブルのキレも戻りつつある。

MF 11 青木 6.5 最後まで運動量が落ちず、ゴールまであと一歩のところまで迫っていた。

MF 14 駒井 7.5 殊勲の決勝ゴール。ボランチで輝いていた。

MF 18 シャビエル 7.0 圧巻の技術だった。次はゴールを。

MF 27 荒野 7.0 中盤での持ち上がりやパスどれも効いていた。

FW 23 興梠 6.5 攻撃の起点になり、復調をアピールした。

DF 24 中村 5.5 もう少し効果的なプレーを見たかった。

MF 8 深井 6.0 相手の嫌なところに顔を出していた。

MF 10 宮澤 6.5 チームに流れを引き戻した。

MF 22 西  6.0 前線からのいい守備で試合を終わらせた。

FW 45 中島 6.0 猛プレスを仕掛け、相手に判断の時間を与えなかった。

まとめ

2019年以来の2万人を超えるサポーターの来場があり

チームとしては再浮上のきっかけを掴みたい試合。

選手・スタッフ含めてすべての人たちの想いがつまった

2019年以来の2万人を超えるサポーターの来場があり

チームとしては再浮上のきっかけを掴みたい試合。

選手・スタッフ含めてすべての人たちの想いがつまった

本当に見事な勝利でした。

中でも、ミシャ監督の柔軟性が現れた一戦だったように思えます。

調子のよくなさそうな福森選手を見極めて中村選手の投入。

劣勢になりかけているところで宮澤選手。

この判断も見事でした。

個人的には、前の記事で提言した

福森選手や宮澤選手の起用法についてというのは

現状、これが最適解なのかなとも思いました。

また、最終盤の中島選手・西選手の投入も

体力的に厳しい時間でも、チームが前から守備していくこと

のメッセージだったように思えます。

さらに、相手のエースのパトリック選手を

岡村選手が完璧に抑えたのも無失点の要因でしょう。

今年1番の成長株は間違いなく岡村選手ですね。

そしてなんといっても菅野選手ですよ。

ここ数試合が嘘のような無失点勝利。

ディフェンス陣に迷いがなかったように見えたのは

おそらく彼のコーチング技術でもあるのでしょう。

試合終了のホイッスルが鳴ったとき

ユニフォームのエンブレムを握りしめて

雄たけびをあげている様はかっこよすぎました。

頼もしい男が戻ってきてくれましたね。

一方、ガンバがかなり調子悪そうだったのにもかかわらず

奪えた得点は1点のみ。

得失点差で後れを取っていることもあるので

複数得点の勝利が欲しかったのは事実ですが…。

何はともあれ、今のチーム状況にはとにかく勝利が一番の薬でしたね。

順位も9位と一桁順位に乗せてきました。

高嶺選手の復帰も近いようですし

後半戦の巻き返しに期待しましょう!

次は7月2日アウェイで京都戦です。

以上、ワカビーでした!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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