
こんにちは!ワカビーです。
今日は、8月13日に開催された明治安田生命J1リーグ第25節
北海道コンサドーレ札幌対ヴィッセル神戸の試合レビューをしていきます。
前節、今季最多の5ゴールを挙げて勝利した札幌。
今節からホーム4連戦となります。
そして、相手は試合前の時点で勝ち点21で最下位と
苦しんでいる神戸です。
札幌も11位とはいえ勝ち点は28。
下位相手に絶対に負けられない1戦となっていました。
本日のスタメンはこちら。
【2022明治安田生命J1リーグ 第25節】
— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) August 13, 2022
🔥STARTING Ⅺ🔥
🆚#ヴィッセル神戸
📅8月13日(土)
⏰14:00 KICKOFF
🏟札幌ドーム
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青木選手が欠場です。
大きな怪我ではないといいのですが…。
神戸もイニエスタ選手は欠場です。
前半
先に流れを掴んだのは神戸でした。
攻守の切り替えが早く、札幌はなかなかボールを繋がせてもらえませんでした。
イニエスタがいないことでかえって前線からのプレスが
可能になっていたように見えます。
神戸は前半6分にゴール前にグラウンダーのクロスを送りましたが
ここは田中駿汰選手が見事なクリアで事なきを得ます。
札幌も17分にビッグチャンスがありましたが
興梠選手が決めきれずにチャンスを逃してしまいます。
大迫選手をフリーにしてしまう場面が多く
そこを起点に攻撃を組み立てられているように見えました。
そして、前半28分にミスから失点してしまいます。
高嶺選手の縦パスがズレたところを狙われてしまいましたね。
前線からのプレスが効いていたので
もっとシンプルにプレーしてもよかったかもしれないですね。
札幌も後ろから組み立てようとはしていましたが
青木選手のようにひとりで仕掛けられる選手がいないのが痛かった。
前半アディショナルタイムにも追加点を奪われ0−2。
これはボールへの寄せが足りなすぎでした…。
この大一番は0−2で前半を折り返します。
後半
後半に入っても流れは変わらず。
札幌の攻撃は停滞してしまっていました。
福森選手・荒野選手を投入し4バックにしますが
如何せん後ろを固められて打つ手がない状況。
とにかくルーカス選手は神戸の酒井高徳選手に対して
相性が悪すぎる…。
後半はかなりつまらないゲームとなりましたね。
2点ビハインドのときに90分超えてから
後ろで意味のないパスまわしをするのはいかがなものかと。
ただのパス練習かと…。
試合終盤にはあわやPKとなるようなファウル。
これはVARによりFKとなりました。
これで点数を取られてたらかなりまずかったですね。
まぁ駒井選手は正当なタックルのように見えましたが、
なかなかあの勢いで当たってしまったら取られても仕方ないなと。
結局試合はそのまま終了。0−2で敗戦となりました。
選手採点
GK 1 菅野 5.5 スーパーセーブもあったが、終わってみれば2失点。
DF 2 田中 5.0 バックパスが多すぎる。
DF 6 高嶺 5.0 1失点目の原因となってしまい、それからのプレーは消極的に。
DF 50 岡村 5.5 大迫に完敗。セットプレーでは惜しいシーンもあった。
MF 4 菅 5.0 休み明けは動けないタイプ?
MF 7 ルーカス 4.5 酒井高徳に完全に止められている。
MF 8 深井 5.5 積極的なミドルシュートもあったが、ポジショニングが悪い場面も。
MF 10 宮澤 5.5 チームで唯一縦パスを送れる存在だった。
MF 14 駒井 5.0 せっかくの運動量も今日は空回りに。
MF 19 小柏 5.5 スピードは相手の脅威になったが、連動性がなかった。
FW 23 興梠 5.5 前半最初のチャンス、あれは決めないと。
DF 5 福森 5.0 交代出場も、大きなインパクトは残せず。
MF 18 シャビエル 5.5 必死さは伝わったが、チャンスを生み出せず。
MF 27 荒野 5.5 持ち前のボール運びが発揮されなかった。
MF 49 スパチョーク 5.5 シュート意識をもてれば今後に期待あり。
FW 32 トゥチッチ 5.0 エリア内での仕事は皆無。
まとめ
残念ながら、「これだから上に行けない」という
理由のつまった一戦になってしまいました。
まず、ここ数年の神戸との相性の悪さから、何か作戦を立ててくるかと思いましたが
全くと言っていいほど無策でした。
前節のおごりなのか、スカウティング不足なのか…。
ホームで、地上波放送があって、サポーター招待までしているのに
この体たらくを見せつけられてはサポーターも納得しないでしょう。
選手採点のとき、ここまで酷い採点になることは今までありませんでした。
前節の湘南戦のように
ある程度個人技で勝てて、ボール保持者へキツく当たってこない場合には
コンサドーレ(ミシャ式)の良さは存分に発揮されます。
しかし、神戸は札幌戦の勝ち方を知っているので
①ボール保持者に強く当たりに行ってパスコースを限定
②アタッキングサードまで来られたら落ち着いてエリア内を固める
この2点に注意して焦れずに戦えば、勝手に自滅してしまうのが今の札幌。
この通りにやられてしまいました。
敗因としては、プランB、プランCを作らなかったこと。
また、仕掛けられる選手がルーカス選手しかおらず
その頼みのルーカス選手も相性の悪い酒井高徳選手に完封されたこと。
この2点でしょう。
青木選手の欠場が本当に痛かった…。
今後、ある程度上記①、②の対策を取られて
突破口が見出せない場合は
シャドーを小柏選手・スパチョーク選手にして
中盤での繋ぎを省略して、後方からでも
トップの選手に当ててシャドーの裏抜けを狙うという手を打つのもいいかと。
そのポストプレーをゴンヒ選手ができるといいのですが…。
興梠選手はフル出場するのは厳しそうですし身長がないので
どうしても競り合いになってしまうと勝てなくなりますからね。
現状、興梠選手以外のFWでその役目ができる選手がおらず
ゴンヒ選手への期待が勝手に高まってしまっています。
中島選手も負けずに奮起してほしいところですね。
今節は最低の試合と言っていいでしょう。
しかし、引きずっている暇はありません。
ドームでの連戦はあと3試合残っているので
ここで何とか連勝をしてほしいところです。
以上、ワカビーでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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