
こんにちは!ワカビーです。
Jリーグは先日、2022シーズンが終了しました。
そこで、シーズン総ざらいとして第1節から34節までの怒涛のシーズンをまとめたいと思います。
かなり長くなってしまうので、
①第1節〜第10節、②第11節〜20節、③第21節〜第34節
と、3部構成で更新したいと思います。
こんなこともあったな〜と、懐かしみながら読んでいただけると嬉しいです。
それでは早速、振り返っていきます!
開幕前
GK 阿波加 俊太 →鈴鹿ポイントゲッターズ
DF 柳 貴博 →アビスパ福岡(期限付き)
DF キム ミンテ →鹿島アントラーズ
MF チャナティップ →川崎フロンターレ
MF 中野 嘉大 →サガン鳥栖
MF 白井 康介 →京都サンガ
FW ジェイ →未定
FW ガブリエル オケチュク →未定
HC 四方田 修平 →横浜FC(監督)
長年チームを支えてきたチャナティップ選手が川崎へ電撃移籍。
ジェイ選手も帰国により退団してしまい、攻撃の中心選手を失うオフでした。
それ以外でも、白井選手、中野嘉大選手、キムミンテ選手の移籍がありました。
何より驚いたのは、ミシャ監督の下でヘッドコーチとしてチームを支えていた四方田さんが横浜FCの監督として引き抜かれ、チームを離れてしまいました。
“ミシャ後”を見据える段階に入っているのにも関わらず、この報道は多くのサポーターの悲しみを呼ぶ出来事でしたね。
GK 松原 修平 ←京都サンガ
DF 西 大伍 ←浦和レッズ
MF 檀崎 竜孔 ←ジェフユナイテッド千葉(レンタルバック)
MF 井川 空 ←筑波大学
MF 田中 宏武 ←立正大学
FW ガブリエル・シャビエル ←名古屋グランパス
FW 興梠 慎三 ←浦和レッズ(期限付き)
FW 藤村 怜 ←モンテディオ山形(レンタルバック)
一方、浦和から興梠選手がレンタル移籍、名古屋からガブリエル・シャビエル選手を完全移籍で獲得。J1で結果を出してきた名手2人の加入には心が躍りました。
さらに、檀崎選手、藤村選手がレンタルバック。大卒からは田中宏武選手、井川選手が加入。
そして、13年ぶりに西大伍選手が復帰と、戦力は充実してきた印象を受けました。
2022シーズンは悲願のACL出場権獲得、さらにはタイトル獲得を掲げ、シーズンインしました。
第1節 【期待】vs清水エスパルス(A)
△1−1 8位
得点者:’15 ルーカス
開幕戦はアウェイで清水戦でした。
新戦力の興梠選手・シャビエル選手が早速スタメンに名を連ねることとなりました。
試合はというと、引き分けとなったものの終始札幌がペースを握る展開。
先制したあと、PKのチャンスをルーカス選手が止められてしまったのが最終的には尾を引く結果となってしまいました。
ただ、この試合を見て、今シーズンはいける!と思った方も少なくないはず。
そういう意味では「期待感」をもてた試合だったと思います。
第2節 【初弾】vsサンフレッチェ広島(H)
△1−1 10位
得点者:’11 興梠
ホーム開幕戦となった広島戦。
開幕戦と同様に、この試合も先制しながらも追いつかれて引き分けとなりました。
ただ、興梠選手が早めに1点取れたというのはチームとしても大きかったと思います。
昨年から悩まされていた決定力不足を解消できると誰もが望んだはずだったのですが…。
第3節 【守護神】vsアビスパ福岡(A)
△0−0 11位
得点者:なし
両チームとも開幕から2戦続けて引き分け発進となっていましたが、この試合でもお互いに勝利をつかむことはできませんでした。
試合序盤は福岡に完全にペースを掴まれ、PKのピンチもありましたが、守護神・菅野選手が見事にストップ。相手に流れを渡さなかったビッグセーブでした。
この試合は菅野選手のおかげで勝ち点をもぎ取れたと言っていい大活躍でした。
試合終盤はペースを握り返しますが、得点は生まれず引き分けで終了。
第4節 【悪夢】vs横浜Fマリノス(H)
△1−1 12位
得点者:’70 菅
首位に立つマリノスをホームに迎えた第4節は、一度掴みかけた勝利を目前で逃すという厳しい結果となりました。
前半からかなり押し込まれていましたが、菅野選手の再三のビッグセーブでなんとか踏ん張ると、後半から投入された菅選手がゴールを決め、先制に成功します。
しかし、後半アディショナルタイムのラストプレーで實藤選手にオーバーヘッドを決められ、土壇場で同点に追いつかれてしまい、開幕から4戦連続ドロー。
そのうち3戦は先制して追いつかれるという展開なので、モヤモヤが残るシーズン序盤でした。
第5節 【台頭】vsセレッソ大阪(A)
△2−2 11位
得点者:’30 岡村 ’76 中島
この辺から主力の怪我などもあり、ベストメンバーが揃わない試合が続きます。
この日は2度リードを許してしまいますが、粘り強く戦い、引き分けに持ち込むことができました。
岡村選手は大きなミスを犯したものの、空中戦の強さや対人の強さを発揮。
そして、今季のラッキーボーイとなると期待された中島選手の同点ゴール。
ルヴァン杯でも活躍を見せている通り、リーグ戦でも得点という結果を出せたのは大きかったですね。
チームとしては今季リーグ戦では初の複数得点でしたが、引き分け地獄は抜け出せず…。

第6節 【記録】vs浦和レッズ(H)
△1−1 12位
得点者:’72 金子
この日は序盤にシャビエル選手の決定機などもあり、いい形で試合を進めていたのですが、福森選手がハンドを取られ、PKで先制を許しました。
福森選手のところを狙ってくる策がここから如実に増えていくことになります。
失点してからも大ピンチを迎えますが、菅野選手と菅選手の活躍もあり、追加点は許しませんでした。
そして後半に高嶺選手のクロスから金子選手がゴールを決めて同点に。
高嶺選手のパス精度の向上が見られた試合でした。
しかし、荒野選手のレッドカードで流れも止まってしまい、引き分けで終了。
開幕から6戦連続引き分けは当時のJ1記録。
名誉なのか不名誉なのかよくわからない記録でした(笑)
ちなみにこの試合からブログをスタートしました。
第7節 【屈辱】vsサガン鳥栖(A)
●0−5 16位
得点者:なし
敗対決と謳われた鳥栖戦ですが、終わってみれば大敗という結果に。
前半はまだしも、後半は地獄のような時間でした。
攻撃の構築ができておらず、さらにこの試合をもって興梠選手が手術を決心。
小柏選手も負傷中ということもあり、ここから札幌は深刻なFW不足に悩むことになります。
第8節 【初勝利】vs名古屋グランパス(A)
○2−0 12位
得点者:’49 宮澤 ’63 中島
開幕してから8戦目にしてつかみ取ったシーズン初勝利。
そして、J1通算100勝目というメモリアルな勝利となりました。
キャプテンの宮澤選手と売り出し中の中島選手のゴールで勝利できたのも、次につながると思えました。
中島選手については、ルヴァン杯での活躍などでだいぶ自信がついている印象で、大器がついに覚醒するのでは!?とコンサドーレサポーター以外にも注目を浴びる存在になりました。
第9節 【肉弾戦】vs FC東京(A)
△0−0 8位
得点者:なし
序盤から激しいぶつかり合いが多かったこの試合。
マンツーマンディフェンスを採用していることもあり、どうしてもファウルで止めにいくシーンが目立ちました。
また、この試合あたりから前線に強力な個をもつチームには左CBとして高嶺選手を置く采配も増え始めます。
第10節 【キャノン】vs湘南ベルマーレ(H)
○1−0 10位
得点者:’52 菅
徐々にルーカス選手とシャビエル選手の呼吸が合い始め、ブラジル人コンビで崩すシーンが増えていきます。
とはいえ、FWがいない(駒井選手と荒野選手がシャドーとトップ)という状況もあり、モヤモヤする場面も多かったです。
そんな停滞感が漂っている中で、菅選手のゴールは素晴らしい軌道でした。
「菅キャノン」を広めていくきっかけとなったゴールでしたね。
今シーズンホームでの初勝利となりました。
まとめ
今回は第1節から第10節までの振り返りでした。
激動のオフからスタートした2022シーズンは、引き分け地獄やFW問題など苦しい序盤戦となりました。
そんな中で、守護神・菅野選手の活躍や岡村選手・中島選手など若手の台頭もあり、決してネガティブなことばかりではありませんでした。
次はリーグ中盤戦です。
中盤戦は序盤戦よりもはるかに苦しい展開になるのでした…。
次回もお楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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