
こんにちは!ワカビーです。
今回は、2022シーズンの振り返り第4弾です。
GKとDF陣のシーズン採点をしていこうと思います。
第1弾(第1節〜第10節)はこちら。
第2弾(第11節〜第20節)はこちら。
第3弾(第21節〜第34節)はこちら。
今回の選手採点ですが、チームへの貢献度などを考慮して採点しています。
また、選手それぞれの能力評価や残留へのプロテクト重要度も記載しています。
能力評価(高い順に○⁺→○→○⁻という感じです)
S:日本代表レベル
A:J1中心レベル
B:バックアッパーレベル
C:J2レベル
D:J3レベル
プロテクト重要度:高い順に
☆→◎→○→△→×
黒塗りは期限付き移籍ならOKという意味です。
個人の意見なので悪しからず…。
選手採点(GK)
背番号1 菅野 孝憲
27試合出場(先発:27 途中出場:0) 30失点
シーズン採点:7.5 能力:A⁺ プロテクト重要度:◎
守護神として躍動したシーズンでした。
負傷欠場した期間はチームがボロボロになるほどで、存在の大きさを実感。
安定したセービングはもちろんのこと、コーチングだったりキーパーに必要なものを全て持っているベテランです。
今シーズンのJ1セーブポイントでは第5位と、38歳にして進化を続けている印象。
来年はク・ソンユン選手が復帰して正GKの座を争うこととなるが、簡単には明け渡さないでほしいですし、二人で切磋琢磨してほしいですね。
背番号21 松原 修平
0試合出場
シーズン採点:ー 能力:D プロテクト重要度:×
天皇杯で出場したのみでしたが、物足りなさは否めなかったです。
背番号22 大谷 幸輝
4試合出場(先発:3 途中出場:1) 6失点
シーズン採点:5.5 能力:C プロテクト重要度:△
菅野選手のバックアップという形でしたが、出場した試合は安定したセービングを見せていたように思います。
しかし、足元の技術に疑問があり、大谷選手自身も、無理につなごうとはせずに簡単にクリアする場面が多かったです。
無理して繋いでミスから失点するよりはいいですが、ここをもっと磨いてほしいですね。
背番号34 中野 小次郎
6試合出場(先発:4 途中出場:2) 19失点
シーズン採点:3.5 能力:C⁻ プロテクト重要度:▲
今シーズンは辛いシーズンとなった中野選手。
やはり出場する試合での失点数が多すぎるというのは、キーパーだけの責任ではないにしても厳しいですね。
ただ、足元のセンスは光るものがあり、最終節ではそこの成長は感じました。
まだまだ伸びしろのある選手なので、どんどん試合に出られるチームへ修行に行った方がいいのでは…。
と思っていたら、J2のツェーゲン金沢への期限付き移籍が決まりました。
新天地で技術やメンタルを磨いて、成長して北海道に戻ってきてほしいですね。頑張れ!!

選手採点(DF)
背番号2 田中 駿汰
32試合出場(先発:32 途中出場:0) 1得点 1アシスト
シーズン採点:7.5 能力:S⁻ プロテクト重要度:☆
今シーズンも素晴らしい活躍を見せてくれました。特に終盤戦においてはカバーリング能力やパスセンスなどが光り、札幌にとって最も替えのきかない選手の一人となりました。
僕としては、高嶺選手が抜けてしまう来シーズンにはボランチで見たいです。
あの攻撃センスは、今よりも1列前でプレーできる方が能力を発揮できると思いますし、大学時代の本職はボランチですからね。
本人としても中央でやりたいという意思はあるようですし。
そして、とにかく海外以外には移籍しないでいただきたいです…。
背番号5 福森 晃斗
29試合出場(先発:22 途中出場:7) 1得点 4アシスト
シーズン採点:5.5 能力:A⁻ プロテクト重要度:○
福森選手にとって札幌に来てから一番苦しいシーズンとなったのではないでしょうか。
6節、27節の浦和戦でのハンド、15節柏戦での一発退場など、チームやサポーターからの信用を脅かしてしまうようなシーンも相次ぎました。
自信の問題なのか、キック精度も上がってこなかったため、本人としてもモヤモヤした気持ちは抱えていたと思います。
やはり一番は守備面ですかね。相手から完全に狙われているなと感じました。
ただ、29節の磐田戦での直接FKを見ると、やはり魅力のある選手。
来シーズンの奮起に期待ですね。
背番号20 西 大伍
13試合出場(先発:2 途中出場:11) 0得点 0アシスト
シーズン採点:5.5 能力:B⁺ プロテクト重要度:○
シーズン序盤こそ連携が合わなかったりコンディションが上がってこないシーンが目立ちましたが、やはり持っているパスセンスは素晴らしかったです。
ポジションも複数こなせるので、バックアップメンバーとしてはありがたい存在ですし、YouTubeなどでコンサドーレ選手の裏側を見せてくれるのも嬉しいですね。
とはいえ、来年はもっと試合に絡んでほしいというのが正直なところです。
背番号24 中村 桐耶
12試合出場(先発:3 途中出場:9) 0得点 0アシスト
シーズン採点:5.5 能力:B⁻ プロテクト重要度:○
ルヴァン杯で着実に信頼を掴み、J1デビューを果たした中村選手。
高い身体能力と攻撃センスを発揮し、左CBのポジション争いに加わりました。
福森選手にないものを持っている選手で、うまく使い分けることができればチームとして幅が広がりますね。
来年は主力となるくらいの気持ちで、スタメンをつかみ取ってほしい成長株です。
背番号47 西野 奨太
0試合出場 0得点 0アシスト
シーズン採点:ー 能力:C プロテクト重要度:●
高校生Jリーガーの西野選手も、来年はついに本契約となります。
タイ遠征の試合を見ていると、まだ能力的にJ1では厳しい面がありそうなので、レンタル移籍で修行するのもありかと思います。
世代別代表にも名を連ねた経験のあるユース出身の有望株なので、大事に育てたいですね。
背番号50 岡村 大八
26試合出場(先発:21 途中出場:5) 1得点 1アシスト
シーズン採点:6.5 能力:A プロテクト重要度:☆
今シーズン最も成長の見られた選手は岡村選手なのではないでしょうか。
足元の技術も去年と比べると数段上がっており、守備力はもともと折り紙つきの選手。
12節の京都戦でウタカ選手を封じて完全に信頼を獲得しました。
1対1に圧倒的な強さを誇るCBはミシャ式にとって必要なピースなので、2年かけて素晴らしい選手に成長してくれてよかったです。
ただ、裏抜けしてくるFWに対しての対応は改善の余地があり、セットプレーでの得点ももう少しあってほしかったため、6.5にしました。
来年は1年通してエースストライカーとの対戦が待っているので、楽しみですね。
まとめ
今回はGKとDF陣の採点でした。
円熟期に入っている選手や、急成長している選手がいる一方、伸び悩んだり苦しいシーズンを送った選手もいました。
来シーズンの話をすると、キーパーは今シーズンの守護神・菅野選手に加えてク・ソンユン選手がいるので頼もしい布陣で挑めます。
その間に中野選手は金沢でしっかりと鍛えていただいて、試合に出続けてほしいところですね。
対して、ディフェンスの選手層は厚いとは言えないので、もう2、3人は補強したいところ。
田中駿汰選手はボランチで起用できるのが1番いいと考えているので、いい選手を獲得できるといいですね。
そうしているうちに、東京Vから馬場晴也選手の獲得発表がありました。

パリ五輪世代のDFで、非常に能力が高く、将来性のある有望株です。
三上GMとしては、田中駿汰選手をボランチで起用するプランもあるということで、来シーズンの構想が今から楽しみです。
次回はMFとFW編を更新します!

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