札幌は開幕2戦で1分1敗と、スタートでつまづいた感のあるシーズンとなりました。
第3節は、敵地に乗り込んでの新潟戦。
新潟は昇格組ではありますが、個人のレベルが高く攻撃的なチームで、1勝1分と負けなしできています。
札幌は初勝利を、新潟はホーム開幕戦での勝利をそれぞれ目指して戦います。
本日のスタメンはこちら。
🏆2023明治安田生命J1リーグ 第3節🏆
— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) March 4, 2023
🔥STARTING XI🔥
🆚#アルビレックス新潟
🗓 3/4 14:00キックオフ
🏟#デンカビッグスワンスタジアム#consadole #コンサドーレ#試合も働きごこちも全力応援トランスコスモス
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小柏選手が復帰しました!
彼がいるのといないのでは別チームになるほどの選手なので、この復帰は大きい。
怪我の再発にだけは気をつけてチームを引っ張っていってほしいと思います。
新潟の堀米選手は古巣対戦で楽しみにしてたのですが、怪我で離脱ということで…。
札幌ドームで待っていますよ!!
前半
序盤、札幌はかなり良い出来でした。
17分には田中駿汰選手のスルーパスに爆速で抜け出した小柏選手のクロスから青木選手がお腹の辺りで押し込み先制ゴール!
去年のアウェイ湘南戦のときの興梠選手のゴールを想起させるようなゴールでした。
あの速さがあれば簡単にスルーパスをすることで相手を剥がすことができるので、本当に大きな武器ですね。
このまま乗っていきたいところでしたが、その直後の21分に新潟のエースである伊藤選手に決められてしまい、1−1に。
青木選手と福森選手2枚でついていたのに、寄せが甘くなり失点してしまいましたね。
伊藤選手のボールの置き所や足の振りのコンパクトさなどは見事で、本当に技術の高い選手ですが、もう少し寄せるところはいかないと、毎年見るああいう失点になってしまいますね。
その後は、後半??というくらいオープンな展開となり、札幌は小柏選手を中心に攻撃に出ますが、相手GK小島選手のファインセーブもあり、得点には至らず。
そして前半アディショナルタイムにFKからこぼれ球を決められ、1−2と逆転されてしまいます。
そもそもこのFKに至ったファールもかなり微妙な判定でしたし、そのファールの前に荒野選手が肘打ちのようなことされてるのに流されてるんですよね。
判定に疑問はありますが、まぁ見事なゴールを決められてしまいましたね。
ソンユン選手も、もう少し試合勘を取り戻す時間が必要ですかね。
前半は1−2で折り返します。

後半
ハーフタイムで青木選手に代わって浅野選手が投入。小柏選手とスピードスター初共演となります。
後半も札幌が比較的ボールを保持して攻める時間が続きます。
ただ、ボールを失う場所が悪く、カウンターでピンチを作られる場面も多かったです。
特に相手のセットプレーは脅威でしたね。
伊藤選手はキッカーとしても素晴らしい選手でした。
57分、CKから宮澤選手のヘディングは惜しくもポストに阻まれます。
ニアサイドからのヘディングは宮澤選手の得意としているところなので、決めたかったですね。
その宮澤選手と交代で入ったのは馬場選手。
前への推進力を見せる場面もあり、徐々にチームへの順応を感じました。
そして復帰戦となった小柏選手は70分に交代となりました。
元々70分を予定していた感じですかね。
前半は流石の能力を見せましたが、後半は少し足が止まっていたので、無理させる必要はなかったですね。
ここからさらにコンディションが上がっていくのが本当に楽しみです。
そして、79分、ペナルティエリア付近でワンタッチで繋ぐと、最後は浅野選手が左足でビューティフルゴール!
開幕からの2戦は連携面で不安な面を見せていましたが、今日はうまく周りと絡めていたし、少しずつフィットしているのがわかりますね。
札幌はフィニッシュの精度が課題なので、こういうゴールを決められる選手はウェルカムです。
浅野選手としても、移籍後にゴールを早い段階で決めることができたのは自信につながると思うので、ここから得点を量産してほしいところです。
90分にはカウンターから数的優位を作り、浅野選手のクロスに菅選手が合わせてゴールネットを揺らしますが、惜しくもオフサイドの判定。
これはね〜。ここまで数的優位を作ったのなら1番気をつけないといけないのがオフサイドなので、ミスですね。
その前にポスト直撃のヘディングもありましたが、そこに引き続きもったいなかった場面でした。
試合はこのまま2−2で終了しました。
選手採点
スタメン
GK 25 ソンユン 5.5 2失点目は触ってほしかったが、良いセーブも随所にあった。
DF 2 田中 6.0 小柏を狙ったいいスルーパスを供給。
DF 5 福森 5.5 キックの精度は戻ってきた。あとは守備面。
DF 50 岡村 6.5 1対1はほとんど勝利。
MF 4 菅 5.5 2度あった決定機を決め切れれば…。
MF 9 金子 6.0 攻撃を牽引したが、決定力がやはり課題。
MF 10 宮澤 5.0 判断スピードも動きも物足りなかった。
MF 11 青木 6.0 体で押し込んだゴール。ボールキープも効いていた。
MF 19 小柏 6.5 これぞエース。格の違いを見せつけた。
MF 27 荒野 5.5 アシストを記録したが、パスのズレやチグハグさが目立った。
FW 13 ゴンヒ 6.0 ポストプレーが効いていた。
途中出場
DF 6 中村 6.0 最後のイエローはよく身体を張ってくれた。
MF 3 馬場 6.0 前への推進力があり、機動力をもたらした。
MF 18 浅野 6.5 段々と持ち味を発揮して、ほしかった移籍後初ゴールを奪った。
MF 99 小林 5.5 不用意なボールロストがあった。
まとめ
これで2分1敗の勝ち点2で15位となりました。
昨シーズンからはある程度対策をされてしまうと弱さが露呈する試合が多かったですが、新潟は自分たちのスタイルを崩さなかったのでオープンな展開となりましたね。
ポスト2回など決定機はあっただけに勝利がほしかった。
ポジティブな面としては攻撃の形が徐々に作れていること、小柏選手が復帰したこと、浅野選手の移籍後初ゴールですね。
攻撃の形が作れたことは小柏選手の復帰が大きかったですね。
昨シーズンも、1人いるだけでここまで違うのかと思った試合が多かったので、今シーズンはとにかく試合に出続けてほしい。
ネガティブ面としてはチームの功労者であるベテラン勢が不甲斐ないこと。
宮澤選手はオフに手術を受けた影響も多少あるとは思いますが、機敏性がなく、相手に簡単に剥がされたりミスが目立ちます。
福森選手は今シーズンが勝負の年だと思っていましたが、どうもパフォーマンスが上がってこないです。
今節に関してはキックの精度が良かったので持ち味は発揮できましたが、肝心の守備面で狙われる場面が多かったです。
僕としては馬場選手や中村選手を試合に使いながら育て上げることが必要だと思うので、若手の台頭を待ちたいと思います。
それにしても田中駿汰選手のボランチ起用の噂は何だったのか…。
本人がやりたがっているポジションでやらせてあげないと、高嶺選手のように移籍されても困りますからね。
監督ももう少し考えながら起用してほしいところです。
次回はルヴァンカップです。
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