
こんにちは!ワカビーです!
僕は大学時代4年間、塾講師のアルバイトをして、講師リーダーを務めていました。
そんな僕が考える、塾講師アルバイトのメリット・デメリットを紹介したいと思います!
- 塾講師のアルバイトをするか迷っている
- 塾講師のメリット・デメリットを知りたい
まず、前回の記事にも書きましたが、ひとえに塾といっても多様なスタイルがあるので、
僕がアルバイトしていた塾の形態を改めて書いておきます。
指導スタイル:個別指導
授業時間 :1コマ=70分として講師1人に対し生徒2人のマンツーマン体制
対象生徒 :小・中学生
地 域:札幌市の文教地区(いわゆる高所得世帯が多く、学力は基本高め)
自分の考えている塾が上に該当しなくても
この記事内のメリット・デメリットは共通していることも多いと思いますので最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
デメリットについては、僕なりの解決方法を書いてあるので参考にしてください。
それでは、紹介していきます!
塾講師アルバイトのメリット
塾講師のメリットを、ここでは5つ紹介したいと思います。
- やりがいがある
- 就職活動での話のネタになる
- 成果主義の場の経験ができる
- 自分自身の学力向上
- コミュニケーション能力の向上
では、詳しく見ていきましょう!
やりがいがある
これが一番だと思います。
生徒にとって自分は大学生でもアルバイトでもなく、「先生」なんですよね。
小中学生にとって、この時期に出会う大人って、人格形成に関わると思うんですよ。
目先の勉強だけじゃなくて、学校での悩みとか、将来の夢とか、色々と対話をしてあげるのが大切で、生徒がいい方向に変化していくのが本当にうれしかったです。
つまり、「人の人生を変える」という経験ができるんです!
これは他のアルバイトではなかなか経験できないことなのかなと思います。
就職活動での話のネタになる
塾講師をしている方の多くは、のちに就職活動をすることになるでしょう。
就活の面接でよく聞かれることに
- 学生時代頑張ったこと
- 周りと協力して成し遂げたこと
- 長所と、それを企業でどう活かすか
などがあります。
部活やその他の課外活動で実績がある方は問題ないですが
多くの就活生は、無理矢理自分の記憶から引っ張ってくるのではないでしょうか。
塾講師のアルバイトを本気でしていれば、
周りの講師と協力して塾の業績を上げたこと
自分の生徒と二人三脚で受験という難題に立ち向かったこと
上記以外でも様々なエピソードを面接などで話せると思います。
塾講師はコミュニケーション力や、周りを巻き込む力、人を動かす力など
社会人になっても必須の能力が身につくアルバイトなので
企業へのアピールとしては申し分ないと思います。
真面目な印象も持ってもらえそうですしね。
ちなみに僕は塾講師の経験ゴリ押しで一点突破しすぎて失敗した企業もあるので
塾講師以外でもエピソードはあった方が絶対にいいです(笑)
成果主義の場の経験ができる
塾講師は人気商売です。
生徒に「ワカビー先生に担当してほしい」と指名されることもしばしばありました。
それにはやはり、
- 結果を出すこと(成績UP、受験校合格)
- お客さま(生徒・保護者)の満足度を上げること
この2点が絶対だと思います。
大学などを卒業してからは、一般企業に勤める人が多いと思います。
現代は、企業も年功序列の考え方より、成果主義に変化しています。
アルバイトでそのような環境に身を置いた経験が、社会人になってから必ず活きてくると思います。
自分自身の学力向上
小学校・中学校で習うことって、本当に基礎の基礎ですよね。
高校から大学(院)、社会人と進んでいくと、どんどん専門性が高くなります。
その分どうしても浅く幅広い知識は忘れていってしまうんです。
塾で働いてると、最低限の知識は根付くので、
社会に出ても一般常識で苦労することはありませんでした。
コミュニケーション能力の向上
塾講をしていると、人見知りしてる場合じゃない!という状況になります。
とにかく生徒には心を開いてもらわないといけないので、
こっちが人見知りするワケにはいかないんです。
僕も子供のころはめちゃくちゃ人見知りだったんですけど
今となっては初対面の人とも気軽に話せるようになりました。
近所のおばさんが「昔はお母さんの後ろに隠れてたのに…」
って話を会うたびにされます(笑)
塾講師アルバイトのデメリット
では、続いてデメリットを3つ紹介します。
- のめり込めばのめり込むほどコスパが悪い
- 期間によっては希望休がとれない
- プレッシャーがかかる
では、詳しく見ていきましょう!
のめり込めばのめり込むほどコスパが悪い
これはリアルな情報として本当にお伝えしたいところです。
基本情報の記事でも書いたのですが、塾講師の業務は多岐に渡ります。
僕は、生徒の苦手な問題を集めた問題集を作成したり、
生徒に解かせる過去問の予習などは、プライベートの時間でやっていました。
塾によって給料が発生するところもあると思いますが、僕の塾では出ませんでした。
僕の場合、当時は生徒の点数が上がることが喜びだったので
無給でも必要なことはしていました。
でも、塾講師をしている人全員がそういうスタンスではないことも分かっています。
もちろん、無給の業務は強制ではないのでやらなくても全然問題ないです!
ただ、職種上どうしても起こり得ることなので
楽をして稼ぎたいという方にはおすすめできないかもしれません。
- 仕事とプライベートは完全に分けると始める前から決心しておく
- 塾にいる間(勤務中)に作業をして、終わらせる
- 終わらない場合は社員に相談し、許可が下りれば残業申請する
期間によっては希望休がとれない
塾講師の繁忙期は
- 定期テスト前
- 夏期講習、冬季講習
- 1月〜3月の受験追い込み時期
となります。
この時期は希望休が取れなかったり、長期の旅行などはできないかもしれません。
特に大学生の方にとって大変なのは夏期講習の時期。
自分の大学のテスト時期と丸かぶりなんてことも。
アルバイトが忙しくて単位を落とすなんて恥ずかしいので、
前もって計画立てて両立しましょうね
自分のテスト期間と講習が重なった場合は、早い時間帯にシフトを入れてもらい、早く帰宅できるようにする
僕の塾ではこのような対応はしてもらえました。
塾講師をやっていると、生徒もやってるんだから自分もちゃんとしなきゃ
と思えて大学の勉強も頑張れました。
ちなみにフル単でした。自慢です(笑)
プレッシャーがかかる
生徒の成績があがるかどうかは、やはり講師の実力による部分が大きいです。
同じ大学生で職歴も大して変わらないのに、
結果を出せる講師と出せない講師って分かれるんですよね。
そのため、受験期にはかなりプレッシャーがかかりました。
特に講師としての塾内での地位が上がるほど、結果を出さなきゃという考えになってしまって僕はかなり食が細くなってました…。
こればっかりは自分で克服するしかありません。
将来、どんな仕事をする時にもプレッシャーはかかるものです。
その予行演習だと思って乗り越えましょう!
まとめ
以上、今回は塾講師アルバイトのメリット・デメリットを紹介しました。
メリットは
- やりがいがある
- 就職活動での話のネタになる
- 成果主義の場の経験ができる
- 自分自身の学力向上
- コミュニケーション能力の向上
デメリットは
- のめり込めばのめり込むほどコスパが悪い
- 期間によっては希望休がとれない
- プレッシャーがかかる
でした。
どんなに軽い気持ちで始めたとしても、その生徒にとってはあなたは先生です。
すぐ辞めてしまったり、生半可な気持ちでやっていては生徒がかわいそうです。
しっかりとデメリットも踏まえて考えてから始めましょう。
僕としては、
デメリットもあるけどメリットの方が遥かに大きいアルバイトだった
と、確信していますし、やってよかったと心から言えます。
悩んでいる方の参考になっていたら嬉しいです。
以上、ワカビーでした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!

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